2026/09/03

38.にじのいろ

日本人は、虹は7色、と思っている。

アメリカの人たちは6色、
ドイツの人たちは5色と思っている。

アフリカでは8色、
南アジアでは2色と思っている人もいる。

虹そのものは同じ


でも日本人の眼に見えている「青」と「水色」が
アメリカ人の眼には、「青一色」に見えているということ。

アフリカ人の眼には、日本人に見えない色の違いが見えている、
南アジアのバイガ族の眼には、虹は赤っぽい色と青っぽい2色に見える、
ということ。




私の眼には、以前は見えていなかった、
7色以上の色が、今は、見える。

絵を描き始めてから見えるようになった。

1色の色でベタ塗りすると立体的に見えず、
微妙な色の違いを作っていたら、
微妙な色の違いが見えるようになった。

自分の眼に見えているものが、
フツーや当たり前や常識ではない。

みんな、感覚が違う。

いくつになっても、感覚は鍛えられる。

感覚が鍛えられ、
感覚を伝える脳ミソの回路が増え、
脳の神経細胞の繋ぎ目が増え、物理的に、
軟らかくシワシワな脳ミソの体積が増え、
硬い頭蓋骨の中に収まろうとして、
ギュッとシワを増やすことになり、
更にシワシワになっていく。

シワが多いほど、頭が良い
といいのは、そういうことだ。

勉強ができることや、良い学校に行くことだけが、頭の良さじゃない。

頭の良い人は、他人の感覚が自分とは違うことを知り、
他人の常識や当たり前にとらわれず、脳全体にシワを増やし
自分で脳を成長させられる人のことだ。

健康に、朗らかに、有意義に、
生きようと思えば生きられる。

脳は、自分で変えられる。
それは紛れもない事実なのだから。



|Brain Suite|
https://brainsuite.jp




2026/08/29

37.塗り絵に没頭できる色鉛筆

自律神経を整えるための塗り絵が
再ブームのよう。

大人の塗り絵が大流行した10年程前、
見本どおりに上手く塗れずに
挫折して「1ページでやめた」という
声をよく聞いた。

今回はどうなんだろ?

自律神経を整えるのが目的なら
Magic Pencil/ KOH-I-NOORを使って
マンダラ塗り絵をするのが
良いかもしれない













と思い、やってみた。


↑ぬりえ無料印刷プリント/塗り絵の森



自分の手の動き次第で
出る色が、良い感じに変化する。

1本だけで塗るから
次にどの色を使おうか?と
悩むことがない。

ただ“塗る”ことに没頭できる。

イヤな思考を遮断したい時に
いいかも。

こうしたい!というエゴを捨てるのに
いいかも!

Magic Pencilの他の色と
一緒に使ってもいいかも!



普通の鉛筆削りで削れる細さの
全芯タイプもある。






















タテ向き、ヨコ向きで塗ると
布のように見えるから、これはこれで
絵の背景に使えそう。







2026/08/18

36.「発達障害」改め、「未発達」

脳科学に興味を持ってから、ある意味
人間だれしも、多かれ少なかれ
発達障害なんじゃないかと思うようになった。

確かに、学校で、特別支援が必要な子供達の
授業のサポートしていると
この一般的な社会で生きる上では
「発達障害」と呼ばれてしまうかもしれない。

けどなぁ。
でもなぁ。
そやけどなぁ。

いわゆる、フツーの
子供も大人も私自身も、
脳のどこかのシナプスが
繋がってないんやろなぁと
思う言動を、してるねんなぁ。


軋轢、対立、不和、葛藤、
摩擦、確執、齟齬、誤解、


自分が障害と思ってないだけで
相手にとっては、誰かにとっては
障害になってるかもしれん。

「発達障害」は、脳のどこかの
シナプスが、未だ発達していないだけの
「シナプス未発達」、「回路未形成」

自分が気づけば
シナプス回路はきっと繋がるはず。

ヒトの脳はスゴイから。



2026/08/14

35.脳内の医師に診てもらう

ある日、有名な舞台女優のエピソードを聞いた。
“舞台の芝居で、顔の半分がただれる役をしていた時
公演初日から数日経ち、本当に顔がただれてきた”と。

脳はやっぱりスゴイと思った。

自分の感情や思考は
脳の細胞に直結している。

脳は本来、自分に素直に従う。
自分の脳が、自分の意思に逆らって
指令を出すことなんて通常ない。

そうやって生き続けてきた
ヒトの歴史は何百万年。

必要な物が残り
不要な物は除外され
人知の及ばないほど複雑で
精密で、生命力のある脳に
なったはず。

その複雑な脳には、医者のような
働きをする「ミクログリア」という
細胞があるらしい。




ミクログリアは
ニューロンを監視し、修復する。

一方で、ミクログリアは
正常なニューロンを殺してしまうことがあり
また、慢性疲労を感じる際の痛みは
ミクログリアが原因になっている可能性がある
ことも示されている。


脳の中のお医者さん「ミクログリア細胞」の働きを解明
|自然科学研究機構|

https://www.jst.go.jp

細菌感染で脳機能が変化する仕組みを解明
 -ミクログリアは大脳の神経活動を低下させる-
|京都大学|
https://www.kyoto-u.ac.jp

脳の免疫系を担うミクログリア
|日経サイエンス|
https://www.nikkei-science.com



健康な人は、ミクログリアが必要以上に働きすぎないように
制御する機構が働いている。

脳に異常がある場合、この制御が効かずにミクログリアの
暴走を招くらしい。

が、その理由は解っていない。

だから、その理由を想像してみた。

ミクログリアは、
ニューロンが正常かを調べ
必要なら修復を行ない
ニューロンやシナプスを
守ろうとする。

それにも関わらず、この脳の主は
自らの思考を改めることなく
生活習慣を変えることなく
脳に負担をかけ、ストレスを感じ
ニューロンを傷めようとする。

結果、ミクログリアは
“ニューロンが壊れ、シナプスが途切れることを
主は、この一個の生命体は、良い事とみなしている”
と認識し、従順に攻撃を始める。



のではないかしら?

人も動物、自然の一部。
自然はうまくできている。

自分の意思や思考だけで
脳が動いているのではない。

熱い物を触った時の条件反射は
意思や思考でなく、生命維持のための技。

私は、折角の、長い歴史を経て備わった
自分自身のお抱え医師に、脳の健康を
見守ってもらいたい。


2026/08/13

34.無知の知

細胞の成長や機能は、生まれながらにして
人それぞれ異なっている。

そして栄養・運動・休養の質や量、つまり
生活環境は個々に違い、細胞の成長や機能は
人それぞれ大きく異なっている。

己の細胞がどうなってるかなど分からない。
世の中、分からないことだらけ。

けれど科学を以てしても解明できない事がある、
ということは分かっている。

解っていない、ということが分かっているなら
自分の細胞がどうとか、こうとか
自分に才能があるとか、ないとか
無理とか、できないとか
他人や科学や常識によって
決めつけることはない。

できると思えばできる。
変えたいなら変えられる。

そう信じてしまえばいい。


2026/08/12

33.細胞も変わる

ヒトを形成するのは、細胞核にあるDNAだけではない。

人それぞれ、細胞のつくりは異なっている。

細胞の表面、ミトコンドリアのゲノム、
脳の神経細胞、ホルモン、
非コードDNA(解読されていない部分)など、
数多くの個人差の要素がある。


【 細胞の表面】
細胞の表面には、「MHC」という糖タンパク質がある。
ヒトのMHCは、最も個人差があると言われている。
※ヒトのMHC=HLA (Human Leukocyte Antigen/ヒト白血球抗原)


【ミトコンドリア】
ミトコンドリアも、ミトコンドリア独自のゲノムを持つ。
ミトコンドリアのゲノムは変異が生じやすく、
個人差が示されている。
※多くは未解明。

ホルモン】
ホルモンの種類は100種類以上あると言われる。
男性ホルモンや女性ホルモンなど、
ホルモンの種類や量は、人の体質や気質に
大きく作用する。


脳の神経細胞】
脳の神経細胞(ニューロン)は
脳全体でおよそ1000億から1500億個あるとも言われているが
はっきりとはわかっていない。
ニューロンとニューロンをつなぐシナプス
人によって数も太さも違う。
シナプスが太く多いほど脳のネットワークが
強固に広がることになり、情報処理の質や量が変わる。

【非コードDNA】
遺伝子以外の「非コードDNA」と呼ばれる部分は
細胞の機能を制御するのに不可欠であることが
明らかになっている。



独自のゲノムをもつミトコンドリアの日本人集団の特徴を明らかに
|日本医療研究開発機構|
https://www.amed.go.jp/

性ホルモン産生酵素が個人の性格・気質に関連する
|理化学研究所|
https://www.riken.jp

非コードDNA(ノンコーディングDNA)とは何ですか?
|遺伝性疾患プラス|
https://genetics.qlife.jp/



2026/08/11

32.変わり続けるヒトゲノム

よく考えると、「ヒトゲノム」は
ヒトが、ヒトになる遙か以前の生物から

脈々と受け継がれ、何万年もの時を経て
形成されている。

現代の自然環境や生活環境は
石器時代といった大昔と比べて
あるいはたった10年前と比べても
異なっている。

そういった時代の変化を経て
ヒトを含め生物は、生存するために
そして、より生命力のある子孫を残そうとして
環境に順応し、その経験がDNAに刻まれ
その結果として、現代のヒトゲノム
今の私たちのDNA配列はできている。

ずっと変化を続けている。


2026/08/10

31.変化するDNA

近年の研究では、一人ひとりのDNAの配列は
加齢に伴い変化するまた

細胞分裂の際に変異することが
明らかになっていて
要は、自分のDNAも変わりえる。

学校で、DNAは複製され増えていくと習った。
その複製は、まるでコピー機でコピーされるように
全く同じまま複製され、増え続けるものだと
学生の時からずっと思っていたけれど
それは、大きな間違いらしい。

そもそもDNAは肝臓で作られ
グリシン、アスパラギン酸、
葉酸、グルタミンなどでできている。

食事を怠り栄養素が不足すると
これらの成分ができないことになり
だからDNAがきちんと複製されず
変化することになる。


DNAの配列変化
|東京大学|
https://www.u-tokyo.ac.jp

DNAの変異
東洋大学|
https://www.toyo.ac.jp

核酸とは
|オーソモレキュラー栄養医学研究所|
https://www.orthomolecular.jp

ゲノムは設計図でもレシピでもない
|JT生命誌研究館| 
https://www.brh.co.jp



そもそも、遺伝子とDNAは違う。

ヒトの身体にある30兆〜37兆個の細胞の核に
「DNA」という物質がある。

その中の、解析されたたった数%の部分だけが
「遺伝子」と呼ばれている。

動物や、病気を患うヒトの細胞からDNAを取り出し
解読することができたとしても、
全人類の、一人ひとりのDNA配列を、
私自身のDNA配列、つまりはゲノムを
完全に解読することなど、不可能なこと。


2026/08/09

30.変わらないものはない

子供の頃は本当に内気で自分の存在が恥ずかしかった。

授業中、先生に当てられ発言するのも嫌だったし
休憩時間もずっと、自分の席で本を読み、あるいは
自席でうつ伏せて、休憩時間が終わるのを待っていた。

こんな私が、もしも、生まれてすぐに
陽気でお喋りなアメリカ人夫婦にもらわれ
アメリカで生活していたら、どうなっていただろうか。

日本語を話さず英語だけを使い
現地のルールや文化や習慣に従い
今とは全く異なる人生を歩んでいたはず。

持って生まれた気質はあるだろうけれど
そうだろうけど、事実を確かめることは不可能で
本当のところ、果たしてその気質とやらが
今の自分の人生に、どれだけの影響を
与えているんだろうか。

「人は変化を嫌う」と言われるように
私も学生の頃までは変化のない毎日を
送っていた。

変化を好む私のこの性質は
絵を描き始めてから生じたもの。

あるいは本来、変化を好む自分の気質が
変化を嫌う親によって閉じ込められて
いただけなのか。

先天的な気質など、本当は、後天的な環境によって
あっという間に駆逐されてしまうのではないか。

祖先から受け継いできた遺伝による体質や気質よりも
本来は、環境によって、一人ひとりの生活習慣は変わり
人生はどうにでも変わりえるのではないか。

日本国内であったとしても、
育った場所が違えば食事は違い、体質は変わる。
車社会か否かで、日々の運動量が変わる。
文化によって思考パターンや行動パターンは変わり、生活習慣は変わる。

先祖から受け継ぐDNA、
「ヒトの気質の礎」とされるDNA、
だけれど、近年になり、その配列は
変化することが明らかになっている。


2026/08/08

29.感じたあとに思考する

一方で、努力なく何でも簡単にできてしまう人がいる。

料理が得意、どこでも眠れる、運動神経抜群、
そういった人の脳は、生まれた時から、既に
シナプスが太く沢山、繋がっているかもしれない。

先祖代々、生まれ持ったホルモンの質や量、
先天的なシナプスのつながりやすさが、
才能やセンスと言われるものかもしれない。

けれど私はこうも思う。

同じヒトだから、シナプスをつなげる「仕組み」は
誰にでもある。だから私にもできるはず。

でも、その気概だけでできるわけじゃない、
ことも、私は経験を経て知っている。

だけれど、やってみたいと思い試行錯誤を繰返す中で
新たな発見をしたり、感覚をつかめたり
思ってもみなかった経験が得られることもある。

興味や快楽や苦痛など、人がどう感じるか、どう捉えるかは、人それぞれ違う。

キライなものは嫌い。
スキなものは好き。
好き嫌いに理由はない。

嫌いなものを無理矢理スキになろうとすれば
それはそれで、ストレスになる。

でも幸いなことに、
人は一度に一つのことしか考えられない。

本能的に、生理的に、何かを感じたコンマ1秒後に、
どう考えるか、捉えるかは、自分次第。

イヤな事を考えそうになったら頭をブルっと振って、
スキな物に目をやり
好きな音楽をかけ
食べたい物を想像し
横になって天井の一点に集中する。

すると見つめる先の、いつも同じはずの天井の白色は
明るさと暗さが僅かに変化することに気づく。

そりゃそうだ。
地球は常に動き太陽の位置が少しずつ移動している。
変わらないモノなどない。

変化を拒み、己に固執し続ける
自分のエゴに従い続けるのか?

自分の考え方次第で
脳は変わる。
行動は変わる。

自分は変えられる。



2026/08/07

28.記憶の正体

例えば。

自転車に乗れるように何度も繰返し練習する時の脳内では
身体を動かす箇所が働き、同時に、乗れるように思考する箇所が働く。

繰返し練習し乗れるようになった自転車の乗り方は、健常である限り、忘れることはない。
あるいは、小学校で習ったひらがなやカタカナや簡単な漢字を、忘れることはない。

上手くできない事を何度も練習し、上達することによって
あるいは、色んな心地良い刺激によって
シナプスは繋がり、ネットワークが広がることになる。

かつて、脳の神経細胞は死滅すると
新たに補われることはないと考えられていた。

けれど、近年の研究によって、年齢に関係なく
海馬」で、神経細胞が新生されることが解っている。

「海馬」は、物事を一時的に記憶する場所。

刺激が繰返されると、海馬以外の神経細胞へと刺激が伝わり
大切な情報として、長期的に、脳の各分野で、保たれることになる。

つまりは、脳全体に広がるシナプスこそが、「記憶」の正体。
脳のシワは、「知識」や「知恵」を得た証。

電車の路線が多いほど、また高速道路やバイパスが繋がるほど
目的地への手段が増え、より速く辿り着くことができるのと同じ。

加えて。

シナプスを増やすのは、刺激だけではない。

神経細胞や、シナプスや、情報伝達物質は、そもそも
タンパク質や様々な栄養素でできている。

脳の活性には、バランス良い食事、
睡眠、適度な運動が必要だ。

その習慣を保つためには
ある程度の努力や頑張りが
必要なはず。

ワクワク感に従うだけでは
健全な生活習慣は得られない。


記憶のメカニズム
|WIRED|
https://wired.jp

脳はこうして記憶する
日本学術会議|
https://www.scj.go.jp

神経細胞同士のミクロなつながり
京都大学総合研究推進本部|
https://note.com

海馬とは

|Brain Suite|
https://brainsuite.jp



2026/08/06

27.歳を取っても脳は育つ

子供と成人の、脳の大きさは違う。
けれど、何となく、硬い頭蓋骨に囲まれた脳のカタチは
変わることなく、成長につれそのまま拡大するだけだと
思っていた。

実際、脳の「神経細胞」の数は
生まれてから成人に至るまで
あまり変化はないらしい。

けれど、1000億個ほどの脳の神経細胞を
それぞれ繋ぐ「シナプス」の数は、
年齢によって、人によって、全く異なる。

それは、MRI検査で見れば分かる。

各自が受け取る刺激によって
シナプスは
太くもなれば、増えもする。

結果、脳の体積は大きくなり
けれど、シワシワで軟らかい脳ミソは
硬い頭蓋骨の中で、表面積が増えることはなく、
ギュッと、よりシワシワになっていくことになる。

シワが太く、多いほど
ネットワークが強固に広がり
出来る事が多くなるということに、
つまりは
賢者の脳にシワが多く
認知症患者の脳にシワが少ないことに
合点がいく。




脳が様々な刺激を受けると、神経細胞から
アドレナリンやドーパミンなど、
100種類以上あると言われる神経伝達物質が
放出される。

知らなかったことを知り「あぁ!/aha! 」と感じ
あるいは喜怒哀楽を感じて
神経伝達物質が放出される。

そして放出された物質を受け取ろうと
神経細胞が突起を伸ばし、
神経細胞と神経細胞がつながり
シナプスが増え、太くなる。



出典:公益財団法人認知症予防財団



一人の男性が、若年性認知症を克服した経験を
テレビで語っていた。

男性はその体験を、不意に襲われた
先天的な病のように、話していた。

医者や教師が、退職後に
認知症になるとよく聞く。
認知症になる高齢者の話も
テレビでよく取り上げられる。

けれどどういう生活を送っていたかに
焦点が当てられることはない。

認知症や鬱病は、遺伝によって起きるのではない。


2026/08/05

26.気づくか気づかないかの違い

20代半ばで色鉛筆アートに出合い、挫折を経て、再度真剣に
色鉛筆で絵を描き始め、どうしても、
色鉛筆で写真のような絵が描けるようになりたいと思った。

『アメリカの色鉛筆アート』に載っている絵を描いたのは私と同じヒト。
だから私にもできるはず、と思った。

何かをしようと思っている時は、色んな出来事が重なる。

何かをしようと前を向いている時は気がつくことを
自分に自信がない20代までは下を向き気づかない。
身の回りに存在していたはずの色んなことに
気づいていなかっただけ、ではないかと

今になって思う。

当時、テレビのNHK講座で見たドイツ語に興味を持ち、30歳の時にドイツのワーホリが始まり、仕事を辞め、ドイツに渡り、絵を描くことに専念し、帰国後、個展を開き、どうすれば、色鉛筆がファインアートの画材として広く知られるようになるのだろうと考え、教室を始めた。

そして、どうすれば、受講生の方々が思いどおりの絵が描けるようになるのかを思案した。

当時は今のように、疑問を持てば何でもググる習慣はない。
疑問を持てば書店へ行った。

そして、『脳は疲れない』(新潮文庫)が何となく目に入り
脳のしくみを知るようになった。



2026/08/04

25.性格は変わる

子供の頃は私は無口でおとなしく、学校へ行かなければいけないから行き、しなければならないから勉強をする、ただ言われたことをする、そんな消極的な性格で、絵に興味もなく、何事に対してもあまり面白いと思うことがなく、小学生の頃クラスメートから「イクタさんって笑わない人間」と言われたことがあった。

大学でも真面目に出席して単位を取り、土日にバイトでをして、けれど特にやりたいことも夢もなく、だから自信も覇気も無く、就職活動では推薦で得た有名大企業の面接の機会さえことごとく失敗し、結局、某生命保険会社の(誰でも採用される)営業の仕事しか残っておらず、その時は自分に営業の仕事ができるかどうかなど考える余裕もなく、後ろへ下がることができない崖の上に立っているような気持ちで、仕方なくその会社に就職した。

とにかくどこでもいいから就職したかった。
当時はフリーターなど考えられなかった。
自分を変えるためと腹をくくり、仕事をするしかなかった。

そして終身雇用が当たり前の時代、一度就職したら簡単には辞めることができないから、毎日営業に行くしかなかった。

転職という考えは、(至極狭い)世間的に、認められていなかった。

人間、窮地に追い込まれると、するしかなくなる。
良くも悪くも、慣れる。

多分、昔は今より、我慢することが重要視されていたと思う。
それはそれで、結果的に、今に活かされ良かったと思う。

そして3年間、営業の仕事を続け、成績によって収入が増え、仕事が楽しくなり、仕事帰りに同僚と行く居酒屋で飲んだ日本酒が美味しいと感じるようになり、けれど成績の上下によって、何度も何度も気分が上下し、辞めたいという思いがグルグル巡るようになった。

別にしたくもない仕事で、
こんなに何度も何度も嫌な思いをして、
続けていかなあかんのやろ
か?
自分がほんまにしたかったことって、何?

そして高校生の時に警察官になりたいと思ったことを思い出した。

警察官なんて大変な仕事を自分ができるはずがないと思ったけれど、
でも、こんな内気な私が営業の仕事を3年続けることができたんだからやれるはず


と自分で自分に言い聞かせ、退職することを決意した。

当時はバブルが弾けたあおりで
大阪府警の婦人警察官採用10名に対し
応募者は1000名。

1次試験は合格するも
2次試験の適正テストで不合格だった。

警察官になる夢は、今思えば、ただの逃げ、でしかなかった。
きっぱりとその夢は諦めた。

そして、事務職の仕事を見つけ、就職した。
かつての私とは違い、自信を持って面接に臨み、採用された。

そしてまた、警察官採用試験の勉強をしたお陰で
気分転換に梅田の紀伊國屋へ行くことになり
アメリカの色鉛筆アート』を見て、生まれて初めて
真剣にやりたいと思うことが見つかり
休日に落ち着いて絵を描く時間を持つことが
できることにもなった。

だから思う。

この世の中、したい事と
しなければいけない事があって
もしも、したいことが何も見つからないのであれば
今はひとまず、しなければいけないことを
前向きに精一杯頑張っていれば
いずれ本気でしたいと思うことが見つかるんじゃないか、と。


したくなくて
しなくていいことは
しなくていい。

けれど私は、最近よくYouTubeで目にする
“頑張らなくてもいい、努力など必要ない、とにかくワクワクを選べ”
などの甘やかしの言葉や考え方には
眉をひそめている。



2026/08/03

24.好奇心は不可能を可能にする

器用・不器用、得手・不得手、
それは全て“遺伝”によるもの
と20代半ばまで思っていた。

だから、これ以上やっても伸びない
私の能力の限界は決まってる
と、思っていた。

でも違ってた。

遺伝によって全てが決まるわけじゃない。

子どもの頃、恥ずかしがり屋だった私は
今は、50人位の参加者のいる講習会でも
教室の前に立ち、話すことができている。

スーパーのレジで後ろにいるオバサマから話しかけられた時、
町中で道を尋ねられた時、全く恥ずかしがらずに、
初対面の人とも会話ができている。

遺伝が全てを左右するのではないと知った30代半ば、
ふと思った。

教室を始め、受講生の人たちが
思いどおりの絵が描けるように
レッスンの仕方をあれこれ考えているけれど、
そもそも、自分自身のできなかった事が
できるようになった理由が分かれば、
それを指導に活かすことが
できるのではないだろうか?

「できる・できない」の礎は、脳の働きだ。

それから、ヒトの脳のしくみに興味を持ち始めた。



2026/01/25

23.動画編集

2020年頃にPowerPointで動画が作れることを知り

試しに絵のッスン動画を作ってみた。


その後、Windowsに備え付けの動画編集ソフト

(確かMovie Maker)の存在に気づき、

作った動画にBGMを付けた。


そしてYouTubeのアカウントを作り

ナスやピーマンの動画を配信したものの

動画編集にそれほど興味が惹かれることなく

三日坊主で終わってしまった。


Movie Makerは知らない間になくなり

デスクトップに新しく加わったClipChampが

動画編集ソフトだと知ることもなかった。


その頃から好きなお笑い芸人さん達の

YouTubeを見るようになり

色んな関連動画を見ていて

ふとまた動画を作ってみようと思いたった。


15種類の色鉛筆で塗り比べた巨峰の動画を

ずっとそのままにしていたため

その動画から編集することにした。


ClipChampで動画が編集できることを

何で知ったか忘れたけれど、

画面上にある記号ボタンをあれこれ

クリックしては、戻るボタンを押し、

動画の速度を速めたり、

切り取って省いたりしている内に

編集操作が楽しくなってきた。


著作権フリーのBGMを検索し、選んだ音楽が

切り取って速めた動画の尺にピタッと合うと

嬉しくなり、ますます楽しくなった。


専門家に依頼すれば、たぶんもっと簡単に

きっとより良い動画が出来上がる。


だけれど、自分でやっているからこそ

出川さんの『充電させてもらえませんか?』を

見ていて気づけたことがある。


今までとは違い、出演者だけでなく、恐らく

プロがこだわりぬいて編集した映像や

選びぬかれたBGMにも目や耳がいくようになり

放送を見るのがより楽しくなった。


プロの制作を引き合いに出して

自分の稚拙な動画のことを語ることは

憚れるけれど、それでも動画や音楽を

コンマ数秒単位で切り取り

あれやこれややり直したりしていると

あっという間に時間が経ち

楽しい気持ちが味わえる。


ワーキングホリデーでドイツにいた時

夜遅くまで色鉛筆で絵を描くことに熱中し

翌朝が来ることが待ち遠しく

次に描く絵のことを考えワクワクしていた頃の

記憶が蘇る。




YouTube字幕

【文字スタイル・字幕表示の設定方法】



▼パソコンの場合:YouTubeの画面上で操作を行なう







完了




▼iPhone/iPadの場合:端末の設定画面で、操作を行なう
 

設定画面を開き「アクセシビリティ」をタップ



「聴覚サポート」の中にある「標準字幕とバリアフリー字幕」から、



更に「新規スタイルを作成」を選び、



「テキスト」の「カラー」をブラックに
「背景」の「カラー」を「ホワイト」にして
「不透明度」を「100%」にする


完了




▼アンドロイド端末の場合:端末の設定画面で、操作を行なう


設定画面を開き「ユーザー補助」をタップ



次に「字幕の設定」を進み



「字幕のサイズとスタイル」をタップし



更に「字幕スタイル」から



「白地に黒」を選ぶ



「字幕の表示」を「オン」にして完了