2026/09/03

38.にじのいろ

日本人は、虹は7色、と思っている。

アメリカの人たちは6色、
ドイツの人たちは5色と思っている。

アフリカでは8色、
南アジアでは2色と思っている人もいる。

虹そのものは同じ


でも日本人の眼に見えている「青」と「水色」が
アメリカ人の眼には、「青一色」に見えているということ。

アフリカ人の眼には、日本人に見えない色の違いが見えている、
南アジアのバイガ族の眼には、虹は赤っぽい色と青っぽい2色に見える、
ということ。




私の眼には、以前は見えていなかった、
7色以上の色が、今は、見える。

絵を描き始めてから見えるようになった。

1色の色でベタ塗りすると立体的に見えず、
微妙な色の違いを作っていたら、
微妙な色の違いが見えるようになった。

自分の眼に見えているものが、
フツーや当たり前や常識ではない。

みんな、感覚が違う。

いくつになっても、感覚は鍛えられる。

感覚が鍛えられ、
感覚を伝える脳ミソの回路が増え、
脳の神経細胞の繋ぎ目が増え、物理的に、
軟らかくシワシワな脳ミソの体積が増え、
硬い頭蓋骨の中に収まろうとして、
ギュッとシワを増やすことになり、
更にシワシワになっていく。

シワが多いほど、頭が良い
といいのは、そういうことだ。

勉強ができることや、良い学校に行くことだけが、頭の良さじゃない。

頭の良い人は、他人の感覚が自分とは違うことを知り、
他人の常識や当たり前にとらわれず、脳全体にシワを増やし
自分で脳を成長させられる人のことだ。

健康に、朗らかに、有意義に、
生きようと思えば生きられる。

脳は、自分で変えられる。
それは紛れもない事実なのだから。



|Brain Suite|
https://brainsuite.jp




2026/08/29

37.塗り絵に没頭できる色鉛筆

自律神経を整えるための塗り絵が
再ブームのよう。

大人の塗り絵が大流行した10年程前、
見本どおりに上手く塗れずに
挫折して「1ページでやめた」という
声をよく聞いた。

今回はどうなんだろ?

自律神経を整えるのが目的なら
Magic Pencil/ KOH-I-NOORを使って
マンダラ塗り絵をするのが
良いかもしれない













と思い、やってみた。


↑ぬりえ無料印刷プリント/塗り絵の森



自分の手の動き次第で
出る色が、良い感じに変化する。

1本だけで塗るから
次にどの色を使おうか?と
悩むことがない。

ただ“塗る”ことに没頭できる。

イヤな思考を遮断したい時に
いいかも。

こうしたい!というエゴを捨てるのに
いいかも!

Magic Pencilの他の色と
一緒に使ってもいいかも!



普通の鉛筆削りで削れる細さの
全芯タイプもある。






















タテ向き、ヨコ向きで塗ると
布のように見えるから、これはこれで
絵の背景に使えそう。







2026/08/18

36.「発達障害」改め、「未発達」

脳科学に興味を持ってから、ある意味
人間だれしも、多かれ少なかれ
発達障害なんじゃないかと思うようになった。

確かに、学校で、特別支援が必要な子供達の
授業のサポートしていると
この一般的な社会で生きる上では
「発達障害」と呼ばれてしまうかもしれない。

けどなぁ。
でもなぁ。
そやけどなぁ。

いわゆる、フツーの
子供も大人も私自身も、
脳のどこかのシナプスが
繋がってないんやろなぁと
思う言動を、してるねんなぁ。


軋轢、対立、不和、葛藤、
摩擦、確執、齟齬、誤解、


自分が障害と思ってないだけで
相手にとっては、誰かにとっては
障害になってるかもしれん。

「発達障害」は、脳のどこかの
シナプスが、未だ発達していないだけの
「シナプス未発達」、「回路未形成」

自分が気づけば
シナプス回路はきっと繋がるはず。

ヒトの脳はスゴイから。



2026/08/14

35.脳内の医師に診てもらう

ある日、有名な舞台女優のエピソードを聞いた。
“舞台の芝居で、顔の半分がただれる役をしていた時
公演初日から数日経ち、本当に顔がただれてきた”と。

脳はやっぱりスゴイと思った。

自分の感情や思考は
脳の細胞に直結している。

脳は本来、自分に素直に従う。
自分の脳が、自分の意思に逆らって
指令を出すことなんて通常ない。

そうやって生き続けてきた
ヒトの歴史は何百万年。

必要な物が残り
不要な物は除外され
人知の及ばないほど複雑で
精密で、生命力のある脳に
なったはず。

その複雑な脳には、医者のような
働きをする「ミクログリア」という
細胞があるらしい。




ミクログリアは
ニューロンを監視し、修復する。

一方で、ミクログリアは
正常なニューロンを殺してしまうことがあり
また、慢性疲労を感じる際の痛みは
ミクログリアが原因になっている可能性がある
ことも示されている。


脳の中のお医者さん「ミクログリア細胞」の働きを解明
|自然科学研究機構|

https://www.jst.go.jp

細菌感染で脳機能が変化する仕組みを解明
 -ミクログリアは大脳の神経活動を低下させる-
|京都大学|
https://www.kyoto-u.ac.jp

脳の免疫系を担うミクログリア
|日経サイエンス|
https://www.nikkei-science.com



健康な人は、ミクログリアが必要以上に働きすぎないように
制御する機構が働いている。

脳に異常がある場合、この制御が効かずにミクログリアの
暴走を招くらしい。

が、その理由は解っていない。

だから、その理由を想像してみた。

ミクログリアは、
ニューロンが正常かを調べ
必要なら修復を行ない
ニューロンやシナプスを
守ろうとする。

それにも関わらず、この脳の主は
自らの思考を改めることなく
生活習慣を変えることなく
脳に負担をかけ、ストレスを感じ
ニューロンを傷めようとする。

結果、ミクログリアは
“ニューロンが壊れ、シナプスが途切れることを
主は、この一個の生命体は、良い事とみなしている”
と認識し、従順に攻撃を始める。



のではないかしら?

人も動物、自然の一部。
自然はうまくできている。

自分の意思や思考だけで
脳が動いているのではない。

熱い物を触った時の条件反射は
意思や思考でなく、生命維持のための技。

私は、折角の、長い歴史を経て備わった
自分自身のお抱え医師に、脳の健康を
見守ってもらいたい。


2026/08/13

34.無知の知

細胞の成長や機能は、生まれながらにして
人それぞれ異なっている。

そして栄養・運動・休養の質や量、つまり
生活環境は個々に違い、細胞の成長や機能は
人それぞれ大きく異なっている。

己の細胞がどうなってるかなど分からない。
世の中、分からないことだらけ。

けれど科学を以てしても解明できない事がある、
ということは分かっている。

解っていない、ということが分かっているなら
自分の細胞がどうとか、こうとか
自分に才能があるとか、ないとか
無理とか、できないとか
他人や科学や常識によって
決めつけることはない。

できると思えばできる。
変えたいなら変えられる。

そう信じてしまえばいい。


2026/08/12

33.細胞も変わる

ヒトを形成するのは、細胞核にあるDNAだけではない。

人それぞれ、細胞のつくりは異なっている。

細胞の表面、ミトコンドリアのゲノム、
脳の神経細胞、ホルモン、
非コードDNA(解読されていない部分)など、
数多くの個人差の要素がある。


【 細胞の表面】
細胞の表面には、「MHC」という糖タンパク質がある。
ヒトのMHCは、最も個人差があると言われている。
※ヒトのMHC=HLA (Human Leukocyte Antigen/ヒト白血球抗原)


【ミトコンドリア】
ミトコンドリアも、ミトコンドリア独自のゲノムを持つ。
ミトコンドリアのゲノムは変異が生じやすく、
個人差が示されている。
※多くは未解明。

ホルモン】
ホルモンの種類は100種類以上あると言われる。
男性ホルモンや女性ホルモンなど、
ホルモンの種類や量は、人の体質や気質に
大きく作用する。


脳の神経細胞】
脳の神経細胞(ニューロン)は
脳全体でおよそ1000億から1500億個あるとも言われているが
はっきりとはわかっていない。
ニューロンとニューロンをつなぐシナプス
人によって数も太さも違う。
シナプスが太く多いほど脳のネットワークが
強固に広がることになり、情報処理の質や量が変わる。

【非コードDNA】
遺伝子以外の「非コードDNA」と呼ばれる部分は
細胞の機能を制御するのに不可欠であることが
明らかになっている。



独自のゲノムをもつミトコンドリアの日本人集団の特徴を明らかに
|日本医療研究開発機構|
https://www.amed.go.jp/

性ホルモン産生酵素が個人の性格・気質に関連する
|理化学研究所|
https://www.riken.jp

非コードDNA(ノンコーディングDNA)とは何ですか?
|遺伝性疾患プラス|
https://genetics.qlife.jp/



2026/08/11

32.変わり続けるヒトゲノム

よく考えると、「ヒトゲノム」は
ヒトが、ヒトになる遙か以前の生物から

脈々と受け継がれ、何万年もの時を経て
形成されている。

現代の自然環境や生活環境は
石器時代といった大昔と比べて
あるいはたった10年前と比べても
異なっている。

そういった時代の変化を経て
ヒトを含め生物は、生存するために
そして、より生命力のある子孫を残そうとして
環境に順応し、その経験がDNAに刻まれ
その結果として、現代のヒトゲノム
今の私たちのDNA配列はできている。

ずっと変化を続けている。


2026/08/10

31.変化するDNA

近年の研究では、一人ひとりのDNAの配列は
加齢に伴い変化するまた

細胞分裂の際に変異することが
明らかになっていて
要は、自分のDNAも変わりえる。

学校で、DNAは複製され増えていくと習った。
その複製は、まるでコピー機でコピーされるように
全く同じまま複製され、増え続けるものだと
学生の時からずっと思っていたけれど
それは、大きな間違いらしい。

そもそもDNAは肝臓で作られ
グリシン、アスパラギン酸、
葉酸、グルタミンなどでできている。

食事を怠り栄養素が不足すると
これらの成分ができないことになり
だからDNAがきちんと複製されず
変化することになる。


DNAの配列変化
|東京大学|
https://www.u-tokyo.ac.jp

DNAの変異
東洋大学|
https://www.toyo.ac.jp

核酸とは
|オーソモレキュラー栄養医学研究所|
https://www.orthomolecular.jp

ゲノムは設計図でもレシピでもない
|JT生命誌研究館| 
https://www.brh.co.jp



そもそも、遺伝子とDNAは違う。

ヒトの身体にある30兆〜37兆個の細胞の核に
「DNA」という物質がある。

その中の、解析されたたった数%の部分だけが
「遺伝子」と呼ばれている。

動物や、病気を患うヒトの細胞からDNAを取り出し
解読することができたとしても、
全人類の、一人ひとりのDNA配列を、
私自身のDNA配列、つまりはゲノムを
完全に解読することなど、不可能なこと。


2026/08/09

30.変わらないものはない

子供の頃は本当に内気で自分の存在が恥ずかしかった。

授業中、先生に当てられ発言するのも嫌だったし
休憩時間もずっと、自分の席で本を読み、あるいは
自席でうつ伏せて、休憩時間が終わるのを待っていた。

こんな私が、もしも、生まれてすぐに
陽気でお喋りなアメリカ人夫婦にもらわれ
アメリカで生活していたら、どうなっていただろうか。

日本語を話さず英語だけを使い
現地のルールや文化や習慣に従い
今とは全く異なる人生を歩んでいたはず。

持って生まれた気質はあるだろうけれど
そうだろうけど、事実を確かめることは不可能で
本当のところ、果たしてその気質とやらが
今の自分の人生に、どれだけの影響を
与えているんだろうか。

「人は変化を嫌う」と言われるように
私も学生の頃までは変化のない毎日を
送っていた。

変化を好む私のこの性質は
絵を描き始めてから生じたもの。

あるいは本来、変化を好む自分の気質が
変化を嫌う親によって閉じ込められて
いただけなのか。

先天的な気質など、本当は、後天的な環境によって
あっという間に駆逐されてしまうのではないか。

祖先から受け継いできた遺伝による体質や気質よりも
本来は、環境によって、一人ひとりの生活習慣は変わり
人生はどうにでも変わりえるのではないか。

日本国内であったとしても、
育った場所が違えば食事は違い、体質は変わる。
車社会か否かで、日々の運動量が変わる。
文化によって思考パターンや行動パターンは変わり、生活習慣は変わる。

先祖から受け継ぐDNA、
「ヒトの気質の礎」とされるDNA、
だけれど、近年になり、その配列は
変化することが明らかになっている。