2025-12-29

29.美術部指導員

2004年から色鉛筆アート教室や展覧会をおこない、絵心がないという言葉を何度も耳にし、もしも子供の頃からそういう思い込みがあるのなら、その思い込みを抱く前に絵を描く楽しさを知ってもらいたいと思うようになり、そんな時に“学校ボランティア”の仕事があることを知った。

2023年に早速学校ボランティアに応募し、某学校から早速連絡があり、サポーターとして仕事をした2年後、ありがたことに色々幸運が重なって、2025年6月から美術部指導員の仕事に就くことができた。

そう簡単に、子供の興味や苦手を変えられるものではないけれど、私は社会人になってから絵を描くことに興味を持ち始めた。 今までなかった興味を突然抱くこともある。

色鉛筆だけじゃなく色んな画材や道具を使い、色々アート創作を試し、子ども達にもなんだか楽しそうと思ってもらえればと思う。 美術室には、過去に使っていたであろう画材や道具がいっぱいあり、ワクワクする。




<部活指導員応募のため提出した小論文> 

テーマ:『公立学校の部活動指導において、今求められていることならびに自分ができること』800文字程度


  
公立学校の部活動で今求められていること一つ目は、授業では得られない多様な体験を部活動で提供することによって、生徒の興味関心が広がり好奇心が高まり、「生徒一人ひとりが成長し、学校生活がより豊かになること」です。

部活動では、生徒自らが考え行動する機会が与えられることで自主性・主体性・行動力が養われ、また学年やクラスの垣根を越えたチーム活動を行なうことによってコミュニケーションの機会が増え、社会性・協調性・思いやりを育むことができます。 

加えて、一年間の活動内容を部長・副部長はじめ、部活動経験を持った高学年生徒が主体となって考えることで、責任感・計画性を涵養することができます。そして立てた計画を達成するために部員全員が協力し合い目標に向かって努力する過程で、喜びや困難を仲間と分かち合い、連帯感・自己肯定感を高めることができます。

生徒一人ひとりが、部活動を通しこれらの成長機会を得るためにも、専門知識のある指導員が部活動を支え指導に当たることが望ましく、また同時に、教員の労働時間や指導の負担を軽減する観点から、「専門知識を持った外部指導者を活用すること」が公立学校の部活動で求められている二つ目のことだと考えます。

 美術部の指導員として自分ができることは、アートの専門知識と様々な社会経験を活かして、上記の自主性・社会性・責任感・連帯感の育成に加え創造性・想像力を育てることです。

書き順のある文字ではなく色や形で自由に自己表現する美術には、絵の描き順や美しさを定める絶対的な基準はなく、20年間に渡り絵画教室の講師を行った経験を、生徒一人ひとりが感じる美しさや自己の表現に活かすことができます。運営してきた絵画教室の受講生は殆ど描画経験のない大人ですが、みな物の見方や捉え方は違っており、それは学生たちも同様です。生徒一人ひとりの目線に立ち、創造性・想像力を高め、個個の表現意欲と成長を支えたいと考えています。




30.紙粘土の試作@美術部